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BPO、IFRS、新興国市場開拓をキーワードに成長戦略を描く
この採用の背景にあるものを人事部リクルーティングマネジャーの鎌倉諒さんにうかがった。 「2008年のリーマンショックに伴う世界経済の減速で、一時期業績が伸び悩んだことは確かです。その時期を逆にチャンスと捉え我々は、お客様に対して積極的な提案活動を行っていました。その成果が結果として現れてきています。それは、大きく分けて3つの分野に分けることができます。」 世界経済の急激な減速によって、あらゆる企業活動が抑えられた2008年から2009年の間、アクセンチュアは次の成長局面を見据えた企業戦略を積極的に提案していた。 「経済が減速した時の守りの経営に必要な要素の1つがコストダウンです。アクセンチュアの持つグローバルネットワークを使って、定常的な業務を国内外で行うBPOを積極的に提案しました。例えば、人件費の安い海外に業務を出してコストダウンとスリム化を実現させる。そして、国内は付加価値の高い業務に特化させるというBPOの提案は、多くの日本企業に受け入れられており、アウトソーシングビジネスの成長を促進させていきます。」 アクセンチュアは中国の大連などにBPOセンターを持ち、日本語でのオペレーションが可能な人材を採用し、さまざまなアウトソーシングビジネスを受けている。戦略系のイメージが強かったが、最近ではBPO業務が一気に拡大してきているという。 そして、次は国際会計基準への対応だ。 「次に、IFRS対応に関するビジネスです。世界展開をしている企業にとって、国際会計基準はすでに国際ルールですから、その対応は必須の要件となっています。アクセンチュアは、すでにヨーロッパを中心にIFRS対応をしてきた知見があります。これを国内の企業に対して、その知見をベースにして導入の支援をする。かつ、経営面からのサポートはもちろん、より効率的な会計業務を実現する業務システムやプロセスの提案という両軸での提案を、国内企業に対してしてきました。IFRS対応は企業のグローバル展開上、必須要件となっており、我々の提案を受け入れる企業も増えてきています。」 3つ目が新興国への日本企業の進出サポートだ。 「新興国への進出は、生産拠点を新興国に移してコストダウンを実現するというパターンがほとんどでした。我々が提案したのは、新興国での市場開拓です。小売業での成功モデルが出てきましたが、今後はメーカーや金融といった分野も新興国市場に進出していくでしょう。製造業や金融業など、さまざまな業種が新興国市場を開拓する際の成長戦略の策定、オペレーションのデリバリーがビジネスになってきています。中国やインド市場を開拓するにあたっては、国ごとのCRMやサプライチェーンのあり方、人材獲得から育成まで包括的なビジネスプロセスが必要になります。アクセンチュアは国境の垣根なく、グローバルに人材を獲得し教育をし、ビジネスを展開しています。このノウハウをもって、新興国進出のサポートをしていくわけです。」 BPO、IFRS対応、新興国市場の3つのキーワードが人材を求める背景にある。それぞれは異なるけれども、企業のグローバル化をサポートするという面では共通している。アクセンチュアが持つグローバルな知見が、さまざまな企業から求められているのだ。リーマンショック以後の日本企業の経営環境の変化は、グローバル化への対応だ。この変化にいち早く対応できる提案をしてきたからこそ、経済不況からいち早く脱し、再び成長局面に入った。このような求人背景の中で、上記3分野以外にも、20を超えるセクションが積極的に人材を求めている。 【次ページ】グローバル案件を成功させるハイフォーマンスの源 |
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